【結論】シャトー・マルゴーのセカンドって何?名前と本家との3つの違い

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結論 シャトー・マルゴーの セカンドって何? 名前と本家との3つの違い

シャトー・マルゴーのセカンドって、本家と何が違うの…。

この記事では、シャトー・マルゴーのセカンドを解説します。

シャトー・マルゴーのセカンドの名前は、パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴーです。

本家と同じシャトーが造る赤ワインで、本家との違いはブドウの配合・樽熟成・生産量の3つ。

結論:シャトー・マルゴーのセカンドは何?

名前を知らないまま探すと、サードや白ワインと見分けがつかず、別の1本を選んでしまうことも。

先に3つの違いを押さえておけば、ラベルの名前と収穫年だけで目当ての1本を選べます。

本家と同じ畑とチームから生まれる1本なので、通販サイトでいま買える収穫年を見比べてみませんか。

\ 本家と同じチームが造るセカンド /

目次

シャトー・マルゴーのセカンドは、パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー

セカンドの名前と造り手

名前のほかに押さえたいのは、誰が造るのか、本家とどう役割が違うのか、の2点です。

本家と同じシャトー・マルゴーが造る赤ワイン

パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴーは、シャトー・マルゴー自身が造るセカンドワインです。

セカンドワインとは、同じシャトー(ブドウ畑と醸造所を持つ造り手)が、本家とは別に選び分けたブドウで造る2番手の銘柄。

公式によると、使うブドウの木の多くは本家と同じくらいの樹齢で、畑でも醸造所でも同じチームが手がけています。

項目内容
名前パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー
造り手シャトー・マルゴー(ボルドーのメドック地区)
本家の格付け1855年の格付けで第1級
主なブドウカベルネ・ソーヴィニヨン
生産量年平均で約10万本(収穫年で変わる)
※シャトー・マルゴー公式サイトの説明をもとに作成(2026年10月確認)。年の表記がない数字は公式の平均・通常の値で、年によって変わります

本家のシャトー・マルゴーは、1855年の格付けでプルミエ・グラン・クリュ・クラッセ(第1級)とされています。

公式によれば、このとき満点の20点がつけられたシャトーです。

パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴーは、本家の造りを早い時期から楽しみたい人に向いています。公式も、本家より早くから表情を見せる赤ワインだと説明。

本家と同じ畑、同じチームの赤ワインを開けてみたい人は、通販サイトで収穫年ごとの在庫を見られます。

\ 本家と同じ畑から生まれる1本 /

セカンドは格下ではなく、役割が違うだけ

「セカンド」と聞くと、本家より下のワインに思えるかもしれません。

ところが公式は、2016年のセカンドについて次のように書いています。

It can definitely no longer be considered merely a second wine and we recommend a little more patience before opening the first bottles!

出典:Château Margaux公式「Pavillon Rouge du Château Margaux」2016年のコメント

もはやただのセカンドとは呼べない、という意味の一文です。

本家との差は、ブドウをどう選び分けるかにあります。

公式によると、本家に回るのは収穫のおよそ40%で、2025年のセカンドは28%でした。

セカンドは「選び分けた結果」につく名前。本家のグラン・ヴァン(シャトーの看板になるワイン)とは配合を変えて仕上げる、シャトー・マルゴーのもう1本の赤ワインです。

今の名前になるまでの歩み

公式は、セカンドの始まりを17世紀としています。

Produced since the 17th century, Pavillon Rouge du Château Margaux is the estate’s historic second wine and the oldest second wine in the Médoc. It has borne the name Pavillon Rouge du Château Margaux since the 1906 vintage.

出典:Château Margaux公式「Pavillon Rouge du Château Margaux」

17世紀から造られてきたセカンドで、今の名前は1906年ヴィンテージから使われています。

公式によると、最初の名前は「Château – Margaux 2me vin」(2番目のワイン)。

販売店の中には「1908年に命名」と紹介するところもあり、年がそろっていません。

今の名前は1906年ヴィンテージから(公式)。ヴィンテージはブドウを収穫した年のことで、ラベルの年号がそれにあたります。

この記事では、公式の1906年ヴィンテージからという説明を採用しました。

見つからないときは、五大シャトーのセカンドも候補

セカンドは収穫年ごとに在庫が入れ替わるため、欲しい年が見つからないこともあります。

そんなときの候補が、ほかの第1級シャトーのセカンドです。

ボルドーの格付けで第1級とされるシャトーのセカンドから、この記事では次の2本を取り上げました。

項目カリュアド・ド・ラフィットル・クラレンス・ド・オー・ブリオン
本家シャトー・ラフィット・ロートシルトシャトー・オー・ブリオン
産地ポイヤックペサック・レオニャン
配合本家よりメルロが多めメルロが半分を超える年も
※各シャトーの公式サイトをもとに作成(2026年10月確認)

どちらも1855年の格付けで第1級とされたシャトーのセカンドで、産地とブドウの配合が違います。

くわしい中身はシャトー・マルゴー以外のセカンド2本にまとめました。

2本で迷ったら、本家よりメルロの割合が高いと公式が説明するカリュアド・ド・ラフィットを先に見てみませんか。

\ メルロが多めの第1級シャトーのセカンド /

\ ペサック・レオニャン産のセカンド /

シャトー・マルゴーのセカンドと本家の3つの違い

マルゴーのセカンドと本家の違い

公式の数字で並べると、本家との違いはブドウの配合・樽熟成・生産量の3つに分かれます。

違い① ブドウの配合は、メルロなどが少し多め

セカンドも本家も、何種類かのブドウを混ぜて造る赤ワインです。

どちらも主役はカベルネ・ソーヴィニヨン(赤ワイン用の黒ブドウ)。

公式によると、セカンドの配合はカベルネ・ソーヴィニヨンが75〜80%前後。

項目シャトー・マルゴー(2025年)パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー(2025年)
カベルネ・ソーヴィニヨン89%70%
メルロ6%16%
プティ・ヴェルド1%10%
カベルネ・フラン4%4%
※シャトー・マルゴー公式サイトの2025年のコメントをもとに作成

2025年で見ると、本家よりメルロとプティ・ヴェルドが多めです。

公式が示すふだんの配合でも、メルロ(丸みを添えるとされる黒ブドウ)は15〜20%ほど。

公式は2017年のコメントで、メルロがやわらかく果実味のある香りに大きく関わると書いています。

違い② 樽熟成は、新樽の割合が控えめ

樽熟成(瓶に詰める前に樽で寝かせる工程)の期間は、どちらも20か月前後です。

違いが出るのは、新樽(初めて使うオーク樽)をどれだけ使うか。

セカンドは約20か月のうち、新樽は60%近くと公式は説明しています。

寝かせる期間はほぼ同じで、違うのは新樽の割合。公式は、この熟成からなめらかな質感と、なじんだ樽の風味が生まれると説明。

一方の本家は、平均21か月を新しいフランス産オーク樽で寝かせます。

本家にくらべて新樽を使う割合が控えめなことが、2つ目の違いです。

違い③ 生産量は、本家より少し少なめ

公式の平均では、本家が年に約12万本、セカンドが約10万本。

生産量を左右するのは、選別率(収穫したブドウのうち、その銘柄に使われた割合)です。

2025年の収穫は、次のように選び分けられました。

行き先2025年の割合
シャトー・マルゴー37%
パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー28%
サードと第4のワイン35%
※シャトー・マルゴー公式サイトの2025年のコメントをもとに作成

公式の2015年のコメントによると、当時のセカンドの生産量は10年前の半分。

この厳しい選別によって、スタイルが本家に近づいていると公式は説明しています。

本家とセカンドの数字を1つの表で並べてみた

3つの違いを、公式の数字だけで1つの表にまとめました。

項目シャトー・マルゴーパヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー
位置づけ本家(グラン・ヴァン)セカンド
主なブドウカベルネ・ソーヴィニヨンカベルネ・ソーヴィニヨン
メルロ6%(2025年)15〜20%前後
樽熟成平均21か月約20か月
新樽新しいフランス産オーク樽60%近く
生産量年平均で約12万本年平均で約10万本
選別率収穫の約40%28%(2025年)
※シャトー・マルゴー公式サイトの説明をもとに作成(2026年10月確認)。年の表記がない数字は公式の平均・通常の値で、年によって変わります

並べてみると、造り手も主なブドウも同じで、差は配合と選び分けにあります。

パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴーは、本家と同じ土台のうえで配合を変えたもう1本です。

本家のシャトー・マルゴーの収穫年や在庫は、シャトー・マルゴー(本家)を通販で見るから確かめられます。

収穫年ごとの配合は、公式サイトが公開中。シャトー・マルゴーの公式サイトには、各年のブレンドと選別率がコメントつきで載っています。

パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴーはどんな味?

セカンドはどんな味?

味の手がかりは、公式の説明と収穫年ごとのコメントで、感じ方には個人差があります。

公式が伝える味わいは、繊細でなめらか

公式は、セカンドの味わいをこう紹介しています。

While it shares the elegance and nobility of the Grand Vin, Pavillon Rouge offers a more immediate expression. On the palate, it charms with the purity of its fruit, the finesse of its tannins and a freshness that carries the finish with harmony.

出典:Château Margaux公式「Pavillon Rouge du Château Margaux」

本家の上品さを持ちながら、より早くから表情を見せる赤ワインという説明です。

口に含んだときの魅力として、公式は果実の純粋さを挙げています。

あわせて挙げているのが、きめ細かなタンニン(渋みのもとになる成分)と、余韻まで続くみずみずしさ。

ここで紹介したのは公式の説明です。同じ1本でも、好みや飲む場面によって感じ方は変わります。

本家より若いうちから楽しみやすい

公式の紹介は「より親しみやすいシャトー・マルゴー」。

収穫年ごとのコメントにも、すでに楽しめる年がはっきり書かれています。

収穫年公式のコメント(要約)
2015年タンニンがやわらかく、すでにとても飲みやすい
2018年すでに楽しめるが、じっくり熟成させるのもすすめる
2020年開けるのは辛抱強く待つのがよい
※シャトー・マルゴー公式サイトの各年のコメントをもとに作成

ただし2020年のように、待ってから開けたい年もある点は覚えておきましょう。

収穫年を選べば、パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴーは長く寝かせずに楽しみたい人にも向いています。

収穫年ごとに配合が変わり、印象も変わる

セカンドの配合は、毎年同じではありません。

公式の各年のコメントから、主な2品種の割合を抜き出しました。

収穫年カベルネ・ソーヴィニヨンメルロ
2025年70%16%
2024年77%11%
2021年73%18%
2017年76%17%
2011年65%25%
※シャトー・マルゴー公式サイトの各年のコメントをもとに作成(残りはプティ・ヴェルドとカベルネ・フラン)

公式は2024年について、雨の多い年で、カベルネ・ソーヴィニヨンがメルロより持ちこたえたと説明しています。

その年の天候で配合が動くため、同じ名前でも収穫年によって印象が変わると考えておくと、選ぶときに迷いません。

シャトー・マルゴーのセカンドを飲む時期と温度の目安

セカンドを飲む時期と温度

飲み頃も温度も、公式と販売店とで示す数字に少し幅があります。

飲み頃の目安は、公式と販売店で違う

公式は、セカンドの熟成ポテンシャルを収穫年によって30〜40年としています。

熟成ポテンシャルとは、瓶の中で熟成を続けられる期間の見込みのこと。

一方、イギリスの販売店は2020年について、10〜20年の熟成ができるとしています。

項目示している数字
公式(熟成ポテンシャル)30〜40年(収穫年による)
海外の販売店(2020年の例)10〜20年の熟成/飲み頃は2025〜2040年
※シャトー・マルゴー公式サイト、Vintage Wine & Portの商品ページをもとに作成(2026年10月確認)

公式は収穫年全体を通した見込みで、販売店の数字は2020年1本についての目安です。

公式も、ちょうどよい熟成の期間は1つに決まらないと書いています。

The ideal ageing period depends on many factors: the vintage, the bottle size, storage conditions and, of course, the personal taste of the wine lover.

出典:Château Margaux公式「Preservation」

収穫年、ボトルの大きさ、保管の状態、そして飲む人の好み。

どれを重んじるかで、開けどきは人それぞれに変わります。

飲む温度は18℃前後が目安

公式は、ボルドーの上質な赤ワインをシャンブレ(室温にならすこと)で、18〜19℃くらいで出すとしています。

モトックスが案内する飲み頃温度は、17℃です。

項目温度
公式(ボルドーの赤ワイン全般)18〜19℃
モトックス(2004年の商品ページ)17℃
※シャトー・マルゴー公式サイト、モトックスの商品ページをもとに作成(2026年10月確認)

2つの数字の間をとって18℃前後を目安にすると、迷わずに済みます。

公式によると、温度が高すぎると香りの繊細さが失われるとのこと。

反対に冷やしすぎると、香りが閉じて平板に感じられるとしています。

保管は約14℃、飲むのは18℃前後が目安。セラーから出したら、少し室温になじませてから注ぎましょう。

パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴーを手に入れたら、1杯目はこの温度から試してみませんか。

シャトー・マルゴーのセカンドの値段と買い方

セカンドの値段と買い方

値段は収穫年と販売店で変わるので、買う前に見るところを決めておくと迷いません。

値段は収穫年とお店で大きく変わる

セカンドは、収穫年ごとに配合も在庫も違います。

そのため、同じ名前でも値段はそろいません。

収穫年や販売店によって、表示価格は変わります。

  • 値段は、収穫年をそろえて見比べると差がつかみやすい
  • 送料や税込かどうかも店ごとに違うので、合計の金額で比べる
  • 最新の値段と在庫は、各販売ページで確かめる

当たり年より、飲みたい時期で収穫年を選ぶ

収穫年選びでよく聞くのが、当たり年(天候に恵まれ、出来がよいとされる年)。

ただ公式のコメントを読むと、すぐ楽しめる年と待ちたい年が分かれています。

収穫年の選び方

STEP
開けたい時期を決める

記念日など、いつ開けたいかを先に決めます。

STEP
公式の各年のコメントを読む

シャトー・マルゴーの公式サイトで、その年が「すでに楽しめる」か「待つのがよい」かをチェック。

STEP
収穫年をそろえて値段を比べる

候補の年が決まったら、通販サイトで同じ年どうしの値段と在庫を見比べましょう。

この順番で選ぶと、自分の予定に合う収穫年にたどり着きやすくなります。

通販や中古で買う前に見たい3つのこと

高価なワインほど、買う前の確認が大切です。

見ておきたいのは、名前と収穫年、保管の状態、本物かどうかの3つ。

見るところ確かめる内容
①名前と収穫年「パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー」の表記とラベルの年号
②保管の状態温度・湿度・光が管理されてきたか
③本物かどうか首のシールのコードを公式サイトで確認
※シャトー・マルゴー公式サイトの説明をもとに作成

サードのマルゴー・デュ・シャトー・マルゴーや白のパヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴーは、名前がよく似ています。

公式が挙げる保管の目安は、約14℃・湿度75〜80%・光の当たらない場所。

中古やオークションでは、保管の履歴が分からないこともあります。

本物かどうかは、首のシールのコードで確認。公式は2011年から全ボトルにProoftagのバブルコードをつけ、オンラインで確かめられるようにしています。

2026年1月1日以降に出荷したボトルは、QRコードでも確認できるそうです。

収穫年や店で値段が変わる1本だからこそ、通販サイトで複数の店を並べると、いまの相場と在庫がひと目で分かります。

\ 収穫年ごとの在庫を見比べる /

シャトー・マルゴーにはサードと白ワインもある

マルゴーのサードと白ワイン

シャトー・マルゴーが瓶詰めする赤ワインは本家・セカンド・サードの3本で、ほかに白ワインもあります。

サードはマルゴー・デュ・シャトー・マルゴー

サードワイン(セカンドの次に選び分けた3番手の銘柄)は、マルゴー・デュ・シャトー・マルゴーです。

もとはまとめて売られていましたが、2009年ヴィンテージから樽で熟成させて瓶詰めするようになりました。

項目生産量(年平均)樽熟成
シャトー・マルゴー約12万本平均21か月
パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー約10万本約20か月
マルゴー・デュ・シャトー・マルゴー約6万本約18か月
パヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴー約1.2万本約8か月
※シャトー・マルゴー公式サイトの説明をもとに作成(2026年10月確認)。年の表記がない数字は公式の平均・通常の値で、年によって変わります

サードは約18か月の樽熟成のうち、新樽は約25%です。

公式によると、生産量が限られ、扱うのは一部のレストランと専門のワイン商だけ。

瓶詰めに選ばれなかった分は、第4のワインとしてまとめて売られています。

白ワインはパヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴー

白ワインは、パヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴーです。

ブドウはソーヴィニヨン・ブラン(白ワイン用のブドウ)だけで造られます。

1920年からこの名前で、熟成は約8か月、新樽は約20%。

【送料無料】格付け第1級 パヴィヨン ブラン デュ シャトー マルゴー 2023 750ml 白ワイン ソーヴィニヨン ブラン フランス ボルドー

名前の「ルージュ」は赤、「ブラン」は白。買うときは、ラベルのこの言葉が赤と白の見分けどころ。

生産量は年に約1.2万本と少なく、白にも「パヴィヨン・ブラン・セカンド・ヴァン」というセカンドがあります。

公式がすすめる白の温度は、10〜13℃です。

シャトー・マルゴー以外のセカンド2本も見てみよう

マルゴー以外のセカンド

シャトー・マルゴーのセカンドが見つからないときの候補は、次の2本です。

選ぶときは産地とブドウの配合を見る

この記事では、次の基準で2本を選びました。

2本を選んだ基準
  • 1855年の格付けで第1級のシャトーのセカンド
  • 本家とは違う産地
  • 公式がブドウの配合を公開
  • 通販サイトで探せる1本

シャトー・ラフィット・ロートシルトは、1855年に第1級になったと公式の歴史ページにあります。

シャトー・オー・ブリオンも1855年の格付けで第1級とされた、メドックの外にあるシャトーです。

産地は、ポイヤック(ジロンド川河口の左岸)とペサック・レオニャン(グラーヴ地区の北)。

似た味とは言い切れません。同じ第1級シャトーのセカンドとして、並べて見比べやすい2本です。

メルロ比率が高めのカリュアド・ド・ラフィット

項目内容
名前カリュアド・ド・ラフィット
本家シャトー・ラフィット・ロートシルト
産地AOCポイヤック(ボルドー)
配合の例2014年:カベルネ・ソーヴィニヨン58%・メルロ42%
樽熟成フランス産オーク樽で約16か月
※シャトー・ラフィット・ロートシルト公式のワインディレクトリをもとに作成(2026年10月確認)

カリュアド・ド・ラフィットは、シャトー・ラフィット・ロートシルトのセカンドです。

名前の由来は、1845年に買い足した畑の一群「カリュアドの台地」。

1980年代より前は「ムーラン・デ・カリュアド」という名前でした。

カリュアド・ド・ラフィットは、第1級シャトーのセカンドをメルロの多い配合で味わいたい人に向いています。2本で迷ったら、本家よりメルロの割合が高いと公式が説明するこの1本から。

公式は、本家に近い特徴を持ちながら、メルロの割合が高いぶん独自の個性があると説明しています。

産地はマルゴーではなくポイヤックなので、シャトー・マルゴーのセカンドと同じ味を求めると印象が違うことも。

シャトー・ラフィット・ロートシルトの畑から生まれるセカンドを知りたい人は、通販サイトで収穫年ごとの在庫を見られます。

\ メルロが多めの第1級シャトーのセカンド /

ペサック・レオニャン産のル・クラレンス・ド・オー・ブリオン

項目内容
名前ル・クラレンス・ド・オー・ブリオン
本家シャトー・オー・ブリオン
産地ペサック・レオニャン(グラーヴ地区の北)
配合の例2021年:メルロ70.4%・カベルネ・ソーヴィニヨン18.2%・カベルネ・フラン11.4%
今の名前2007年ヴィンテージから
※シャトー・オー・ブリオン公式サイトをもとに作成(2026年10月確認)

ル・クラレンス・ド・オー・ブリオンは、シャトー・オー・ブリオンのセカンドです。

以前の名前は「シャトー・バアン・オー・ブリオン」で、2007年ヴィンテージから今の名前に。

新しい名前は、1935年にシャトーを買い取った人物にちなんでいます。

Très proche en élégance et en style de Château Haut-Brion, ce second vin est une excellente entrée en matière pour découvrir les vins rouges de Domaine Clarence Dillon.

出典:Haut-Brion公式「Le Clarence de Haut-Brion」

公式は、本家に上品さとスタイルがとても近いセカンドで、同じグループの赤ワインを知る入口だと紹介しています。

公式の各年のページでは、2020年・2021年ともメルロが半分を超えていました。

シャトー・マルゴーのセカンドはカベルネ・ソーヴィニヨンが主役なので、配合の組み立てが違う1本です。

ル・クラレンス・ド・オー・ブリオンは、メドックとは別の産地の第1級シャトーのセカンドを試したい人に向いています。メルロが半分を超える年がある点も、シャトー・マルゴーのセカンドとの違いです。

違う産地と配合を味わってみたい人は、通販サイトで収穫年を見比べられます。

\ シャトー・オー・ブリオンのセカンド /

シャトー・マルゴーのセカンドでよくある質問

シャトー・マルゴーのセカンドについて、よく調べられている疑問をまとめました。

シャトー・マルゴーのセカンドはどこで買える?

通販サイトで複数の店が扱っています。同じ名前でも収穫年や保管の状態が違うので、販売ページで確かめましょう。買う前に見るところは通販や中古で買う前に見たい3つのことにまとめました。

今の名前になったのはいつから?

公式によると、1906年ヴィンテージから今の名前です。販売店には1908年と紹介するところもあり、この記事では公式の年を採用しました。くわしくは今の名前になるまでの歩みへ。

セカンドワインとはどんなワイン?

同じシャトーが収穫したブドウを選び分け、本家とは別の銘柄として造るワインのこと。シャトー・マルゴーでは、2025年に収穫の28%がセカンドに回りました。選び分けの割合は違い③ 生産量は、本家より少し少なめで紹介しています。

シャトー・マルゴーのセカンドとサードの違いは?

サードのマルゴー・デュ・シャトー・マルゴーは、セカンドの次に選び分けた3番手の赤ワインです。生産量は年平均で約6万本と少なく、扱う店も限られます。くわしくはサードはマルゴー・デュ・シャトー・マルゴーへ。

シャトー・マルゴーのセカンドの値段はどのくらい?

収穫年と販売店によって変わるため、本文では金額を載せていません。比べ方のコツは、値段は収穫年とお店で大きく変わるにまとめました。

当たり年はどう選べばいい?

当たり年の評価より、いつ開けたいかで収穫年を選ぶと迷いにくくなります。公式の各年のコメントには、「すでに楽しめる」「待つのがよい」といった目安も。選び方は当たり年より、飲みたい時期で収穫年を選ぶへ。

飲むときの温度は何度くらい?

公式はボルドーの赤ワインを18〜19℃くらいで出すとしており、モトックスは17℃と案内しています。2つの数字の間をとった18℃前後が目安。くわしくは飲む温度は18℃前後が目安へ。

シャトー・マルゴーのセカンドは格下のワイン?

公式は2016年のコメントで、もはや単なるセカンドとは言えないと書いています。本家とは選び分けと配合が違う、もう1本の赤ワインです。くわしくはセカンドは格下ではなく、役割が違うだけへ。

シャトー・マルゴーの白ワインはある?

あります。ソーヴィニヨン・ブランだけで造るパヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴーです。くわしくは白ワインはパヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴーへ。

カリュアド・ド・ラフィットとの違いは?

カリュアド・ド・ラフィットはシャトー・ラフィット・ロートシルトのセカンドで、産地はポイヤックです。公式は、本家よりメルロの割合が高いと説明しています。くわしくはメルロ比率が高めのカリュアド・ド・ラフィットへ。

まとめ:シャトー・マルゴーのセカンドは3つの違いを知ってから選ぼう

まとめ

シャトー・マルゴーのセカンドは、本家と同じチームが造るパヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴーです。

ほかの第1級シャトーのセカンドも見たい人には、カリュアド・ド・ラフィット。

別の産地の個性も気になる人には、ル・クラレンス・ド・オー・ブリオンもおすすめです。

名前と違いが分かれば、ラベルを見ただけで本家・セカンド・サードを見分けられます。

あとは開けたい時期を決めて、それに合う収穫年を選ぶだけ。

次の記念日は、この1本を開けてみよう。

本家と同じ畑とチームから生まれ、公式が「より親しみやすいシャトー・マルゴー」と紹介する1本です。

通販サイトなら、いま買える収穫年と値段を一度に見比べられます。

\ 本家と同じチームが造るセカンド /

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